日記

「時間があればお願いしたいのですが…」

当日のカウンセリングが無事に終わり、一息ついてメールの確認していると、私たちが運営している喫茶店の店長から1通のメールが届いていました。

内容は「お弁当などを納品する施設の見学にいきたい」というものでした。
「時間があればお願いしたいのですが、明日や明後日だと嬉しいです。」という控えめではありますが、なるべく早く行きたいという気持ちが伝わる内容でした。

夜も遅かったのですが、少し様子が気になったのでやり取りしたところ、今日はあるコンビニチェーンでセブンティーン(韓国の13人組男性アイドルグループ)の一番くじの発売日であること、お弁当を納品する予定の施設内にそのコンビニがあることがわかりました。

9月7日(木)に東京で行われたライブに行くほど好きなアイドルグループだということは知っていたので、今回の提案は「時間があれば」と言ってはいますが、すぐに連れて行って欲しいのかなと感じました。

「施設見学が目的なら明日朝一で行こうと思うけど、その一番くじが目的なら今からでも行けるよ」と返事をすると、申し訳なさそうに「本日でお願いします。」とメールが届きました。

妻と共に、カウンセリングルームから車で1時間かけて店長の元へ。合流してから目的のコンビニがある施設に向かうこととなりました。

コンビニに到着後、店長はすぐに一番くじを2回引き、ぬいぐるみとラバーフォルダーが当たりました。一番くじを引けたことが嬉しかったのか、帰りの道中ではいつもよりも言葉数が多く楽しそうにセブンティーンの話をしてくれました。

写真は店長が当てたぬいぐるみ

私はセブンティーンのことはよくわからなかったのですが、喜んでいるところを見ているとすぐに連れて行って良かったなと思いました。

(もし連れて行くのが遅れて、一番くじが売り切れてしまったら恨まれるかも…と思ったのもありますが ^^;)


言われたら、すぐに行動する。

実はこの行動は私の父からの教えが影響していたのではないかと思っています。

言われたことを実行しても…

私が高校生の頃、父に「言われたことの3倍やらないと相手には伝わらない」と教えられました。

相手が何か言ってくるとき(注意やお願い)は、関係性や遠慮などにより本当に思っていること100%を言葉にすることができず、最低限のことのみを伝えてきている場合があるからだ、ということでした。

そのため言われたことをそのまま実行しても、最低限して欲しいことができているだけであって、改善したとは思ってもらえない。
2倍にして初めて少し伝わる、3倍にすると相手の想像以上の成果や改善となるので、相手も納得するだろうという内容でした。

言われた当初はあまり理解できませんでしたが、社会人になってから父の教えが理解するきっかけがありました。

社会人になり、新入社員研修として入社前の会社でアルバイトをしたことがありました。
アルバイト初日、15分前に出社しようと考えていたところ、時間の見積もりが甘く始業時間ギリギリの出社となってしまいました。
次の日こそは早く出社しようと考え余裕をもって出発したつもりでしたが、慣れない通勤路ということもあり結局5分前になんとか出社できたという状態でした。

周りの人の印象としては、2日連続でギリギリ出社してきた入社予定の新人という感じだったと思います。その日の朝礼終了後、役員の方から「せめて10分前に到着し、始業時間には勤務できる状態にしなさい」と注意を受けました。

その時「言われたことの3倍やらないと相手には伝わらない」という父からの教えを思い出し、翌日は30分前に出社しようと決意しました。「10分前には出社しなさい」と言われたということは、3倍の30分前に行かないと相手には伝わらないと思ったからです。

翌日、予定通り30分前に出社しました。
すると昨日注意をしてくれた役員の方が冗談混じりに「こんなに早く出社して当てつけのつもりか?もし30分前に来いといったらどうしていたんだ?」と聞かれたので、30分の3倍の「1時間30分前に到着するようにします!」と伝えたら笑いながら去っていきました。
この出来事をきっかけに、その役員の方は私に仕事のことをはじめ、さまざまなことを教えてくれるようになったのです。

あの時、もし言われた通り10分前に来ていたら私は印象は悪いままだったのかもしれない、20分前だったら印象のない人で終わったのではないかと思っています。

たまたま良い方向に転じただけなのかもしれませんが、それ以降は注意を受けたりお願いをされたりした時には極力、父の教えを守り3倍返しを目安に行動するようにしています。

※今ではパワハラになる可能性もあると思いますので、無理のない範囲で行った方がよいと思います。

「明日か明後日」と言われたので

冒頭の一番くじの話に戻ります。

店長は「明日か明後日」と言ってきた。ということは、その3倍の「当日・今すぐ」の行動が良いと考え、札幌でのカウンセリングを終えてからすぐに妻と共に店長と合流したのでした。

予想通り、店長はすぐに来てもらえると思っていなかったようで、私たちの行動にとても喜んでくれていました。
「私のわがままなのに叶えてくれてありがとうございます!」と何度も伝えてくれました。

現在は、情報社会と言われ色々なことがあっという間に変わる時代です。
そのため、やらなくてはいけないことが次々に発生してしまうので、全てのことに対して3倍というのは難しいかもしれません。

しかし、夫婦喧嘩など家族間で不満を言われ改善しようと思った時など、身近な人に対して自分の努力や思いを伝えたい時の参考にしてもらえると良いのかなと思います。

ご予約はメンタルサポートここころ中央区店からお願いいたします
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