日記

「考え方」と「イメージ」と「体験」の関係性

あっという間に時間が過ぎ、気が付くと前回の投稿から1週間経過していました。

本日はカウンセリングの合間に、札幌で行われた「観光・ホテル・外食産業展」という展示会に行ってきました。

1年前に開催された際に知り合った浅草のアイス屋さんと現在もお付き合いがあるので、ご挨拶を兼ねて展示会にいくことにしました。
このアイス屋さんの商品は、私たちが運営している喫茶店でも美味しいと評判です。

しかし、本日は10:30~13:00の間しか空いていないので、時間との勝負です。
私は大急ぎで会場のアクセス札幌に向かい、展示会場を一回りしてから、アイス屋さんのブースへご挨拶に行きました。

私たちの喫茶店では、アイス屋さんから仕入れたアイスをソフトクリームのように巻いて提供するための機械を導入しています。
しかし、なかなか上手に巻くことができず、お店ではディッシャーを使って盛り付けたものを提供しています。

せっかく機械を導入しているのに使えないのも勿体無いので、今回は直接ソフトクリームの巻き方を教わってきました。

イメージが大切

今まではYouTubeなどでソフトクリームの巻き方のコツを紹介している動画をみて練習していたのですが、私たちが苦戦している部分に関する動画を見つけることができず、結局うまく巻くことができずに困っていました。

しかし、今回の展示会では担当営業の方にソフトクリームの巻き方を教わることができました。また、私たちが難しいと思っているポイントに対しても、コツを教えていただくことができました。

今までうまくソフトクリームを巻けなかった原因としては、アイスの温度管理が問題であったようです。
メーカーさんの推奨温度よりも低温で管理していたために、アイスが硬くなりすぎて巻いている途中で切れてしまい上手に巻くことができなかったみたいです。

動画ではピンと来なかったところも、営業の方が丁寧に直接指導をしてくれことで、上手にソフトクリームを巻くイメージが沸いてきました。

また、アイスの温度管理だけでなく、パッケージの上から触った時の適切なアイスの固さも体験させてくれました。

うまくいかなかった原因が無事解明され、コツを教えていただいたことで、うまくアイスを巻けるという成功イメージを想像することができ、解決に向けて一歩進んだような感じがしました。

体験 × イメージ

カウンセリングでは、考え方(思考)についてお話をさせていただくことがあります。

考え方(思考)というのは、イメージと体験が重要な要素となっています。
今回の展示会では、直接「体験」させていただいたことで、うまくいきそうな「イメージ」がわき、解決に向けて大きく前進したような印象を受けました。

「イメージ」は瞬時に湧き上がるものですが、何を元にしているかというと、「体験」がもとになって瞬時にイメージがわきあがります。つまり、「イメージ」は「体験」が元になっているということになるのです。

考え方を変えるという部分では、プラス思考になるためにプラスの言葉を使うということは有名ですが、それだけではプラス思考になることは難しい場合が多いです。その原因は、今の出来事をプラスでイメージ出来ていないことで、どんなにプラスの言葉を使っていてもイメージがマイナスのままでプラス思考にならないというのが原因かもしれません。

今回の「ソフトクリームを巻く」ことを例にすると、今までは失敗体験しかしてこなかったので、上手に巻くイメージが沸かなかったのですが、直接原因となる部分を体験しながら教えてくれたことによって、ソフトクリームを巻くイメージが沸きやすくなったため、なんとなくですが上手に巻けると思えるようになってきました。

このイメージが変わると、考え方も変わりやすくなるのですが、イメージは体験からくることがほとんどなので、現在の体験を良いものに変更していくことが考え方を変える第一歩になる場合が多いです。

体験を良いものに変更していくということは、「環境を整える」と言っても良いかもしれません。

プラス思考になる本などでは、ポジティブな話をする人の周りで活動するという様な内容が書かれていることが多くあります。これもポジティブな体験をするための環境を整える手段の一つなのかなと私は思っています。カウンセリングでは、お話を聴いてあなたにあった環境を整える方法を一緒に考えていきながら、現在の体験を少しずつ変化させていきながら「イメージ」を変化させていくお手伝いが出来れば良いなと思っています。

また、方法論を知りたいという方は「自己成長講座:知識編」で仕組みについてお伝えしておりますので、方法論を知って自分で取り組みたいという方には講座がおすすめとなっています。

ストレスを把握して休むきっかけに

私は普段、カウンセリングや他事業に関する作業をするため、少人数かつ静かな事務所にいることが大半です。

しかし、本日は展示会という多くの来場者の方が集まる活気のある場所に行きました。一時間弱という短い時間でしたが、疲労感は普段の数倍もあるような感覚でした。

これは、普段と違う環境に身を置いたことによる負荷(ストレス)だと思います。
環境が変わるだけでもストレスがかかると知っているだけで、無意識に溜まっていくストレスを把握でき休むきっかけとなるのではないでしょうか。

みなさんも普段と違う環境で疲労を感じた時は、無理せず休憩をとってくださいね。

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