日記

疲れたら休む

最近、息子と大型書店に行く機会がありました。今日はその時の話をしたいと思います。

不登校の息子の場合

私の息子は小学3年生の時から不登校になり、学校に行かない日々が続いていました。
中学生にあがり、将来の事を見据えて少しずつ学校へ行き始めたのですが、中学3年生の時に校舎が改装され間取りなどが開放的になったことで行きにくくなってしまったようで、最後の1年間はほとんど登校できず卒業を迎えました。

息子は不登校でしたが、自宅で勉強(主に数学)や料理など、その時に興味を持っていたことに積極的に取り組んでいました。私も時間がある時は、一緒に料理を作りながら将来のことを話し合ったりなどして時間を共にしていました。

そして最近、息子は「作曲にチャレンジしたい!」と音楽に興味を示しているので、私が以前使っていたパソコンを譲り、自由にチャレンジできるような環境を整えました。
インターネット情報収集し、毎日1時間以上も作曲作業に打ち込む息子の様子を見て、真剣に取り組んでいるなと見守っていました。

息子が何かに興味を持ち自分から取り組むということは、私にとって非常に嬉しい出来事です。

しかし知人など周りの人に、息子が作曲に興味を持ったことなどを話すと、その中で必ず何人かは「音楽では食べていけないよ」とおっしゃる方がいます。

「音楽では食べていけない」というのは、可能性としてすごく高くて正しいことを言っているのかもしれません。特に身近な人ほど将来が心配でつい言ってしまう言葉かもしれません。

しかし、やる気を起こし一歩踏み出そうとしている息子にとって、今は必要のない言葉です。
そこは私が盾となり、しばらくの間は今まで通り息子を見守ろうと思っています。

好きなことをきっかけに

不登校のことになると書きたいことがたくさんあって、つい脱線してしまいました…。

では冒頭の話に戻します。
なぜ大型書店まで行ったかというと、息子が「作曲の勉強のための本が欲しい」と妻に相談していたからです。

作曲の本が欲しいと聞いた妻は、さまざまな本を調べネットで注文しようと準備を進めていました。
しかし、私はそれを一度中断してもらいました。

なぜなら、本が欲しいと言う気持ちが外に出るきっかけになると思ったからです。

「実際に本屋さんでいろいろな本を見て、自分がほしい本と思う本を購入しよう!」と息子を誘い、一緒に書店へ行くことになりました。
書店に向かう車の中では、作曲のどんなところに苦労しているのかなど、いつも以上に息子の話をきくことができました。

書店に到着すると早速、音楽に関する本のコーナーにいきました。
息子は目を輝かせながら、1時間以上も本を選び、自分が一番知りたいことが書いてある書籍を見つけ出すことができました。楽しそうに本を探している息子を見て、連れてきてよかったと思いました。

本屋さんで本を探す人の画像

体力は重要

普段は自宅で作曲や料理をして過ごしている息子。
いつもゆっくり過ごしていることもあり、現在の息子の体力はほとんどないと言っても良いかもしれません。

私は体力のない息子が外出することで疲れるだろうということは予想していたので、本屋さんに向かう時に「今日は相当疲れると思うから、次の日はしっかり休むということを心がけようね」と事前にお話しをしていました。
やはり自宅に帰ってきてからは疲れてグッタリしていて、翌日はしっかり休んでいたようです。

「今回の体調が悪くなったのは、外に出て体力をほぼ使い切ってしまったからかもしれないね」と息子に伝えると、これから作曲していく中でも集中力を維持することが必要で、そのためにも体力をつけたい、という話になりました。

その日から息子は少しずつ外に出かけることを意識し始めるようになりました。

はじめのうちは、連続で外出すると体調が悪化し数日休まなくてはいけない状況でしたが、少しずつ慣れていき、2日連続で外に出ても体調を崩すことがなくなってきました。
そこでも決して無理はせず、焦らずに少しずつ体力をつけていこうと息子に伝えています。

最初は本が欲しいというきっかけでの外出でしたが、息子自身が外に出ること・体力をつけることの必要性を意識できたのは喜ばしい限りです。

「好きな事では食べていけない」という事実はあるのかもしれませんが、好きなことをきっかけに将来に紐づけていくと、本人の頑張る気力や先のイメージが持ちやすくなり行動につながると思います。

休む→動く→疲れたらまた休む の繰り返し

何をするにしても「体力」がポイントとなります。
心身ともに疲れてしまい体が思うように動かない時は、まず「休むこと」が大切です。
まずは休んでから散歩や運動などで体力を取り戻していくという順番が理想的だと思います。

うつ病やうつ症状の改善に効果的なことを検索すると、「軽い運動が良い」と出てくることが多くあります。
確かに運動は気分転換にもなりますし、体力を落とさないという部分でも効果的だと思いますが、うつの症状が強い時は、まず休むことを最優先にしていただき、調子が良くなってきたらに軽い運動からスタートするのが良いのと思います。